ワイルド・アット・ハート (1991) : Wild at Heart

1990年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞した、母親から逃れるためにカリフォルニアへと逃避行を続ける若い恋人たちを描いたラブ・ストーリー。監督、脚本は「ブルー・ベルベット」以来4年ぶりのデイヴィッド・リンチ。出演:ニコラス・ケイジ、ローラ・ダーン、ウィレム・デフォー、イザベラ・ロッセリーニほか。

ワイルド・アット・ハート (1991) : Wild at Heartのあらすじ

セイラー(ニコラス・ケイジ)は、恋人ルーラ(ローラ・ダーン)の目の前で因縁をつけてきた黒人の男を殺してしまう。だがそれは娘に対して偏執狂的な愛情をもつルーラの母マリエッタ(ダイアン・ラッド)が、2人の仲を引き裂こうとして差し向けたことだった。

そして22カ月と18日後、刑務所を保釈になったセイラーはルーラを連れてカリフォルニアへと旅立つ。2人の逃避行は刺激に満ちたものだった。マリエッタは恋人のジョニー(ハリー・ディーン・スタントン)に2人の追跡を頼んだが、なかなかはかどらないことに腹を立て、殺し屋のサントスに相談を持ちかける。サントスは暗黒街の大立者ミスターとなかいの力を借りてセイラー殺しを引き受ける代わりに、ジョニーも殺すという条件を出してきた。驚いたマリエッタは必死でそれを止めるが既に遅く、ジョニーは殺される。

一方、旅を続ける2人はお互いの過去を語りあい、愛を深めて行く。セイラーは途中ビッグツナという町に寄り、もとの仲間のペルティダ(イザベラ・ロッセリーニ)に自分を殺す指令が出ていないか聞くが、彼女は何も知らないという。安いモーテルを渡り歩く二人はボビー・ペルー(ウィレム・デフォー)という謎めいた男と出会った。やがてルーラは妊娠したことに気付く。その事実の前に2人は揺れ動いた。ペルーはそこに付け込むかのように、セイラーを強盗に誘う。それは仕組まれた危険なゲームだったが、迷いつつもセイラーは仲間に入った。だが計画は失敗し、ペルーは警官に撃ち殺され、セイラーは逮捕された。ルーラはショックを受けるが、彼を待つ事を誓う。

そして数年後、セイラーは出所し、ルーラと成長した子供の前に再び現われた。自分の過去を思い一度は別れを決めたセイラーだったが、再びルーラと子供のもとに帰ってくるのだった。

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