赤ちゃん泥棒 (1988) : Raising Arizona

子宝に恵まれないある夫婦がかわいい赤ちゃんを奪ったことから連鎖反応的に起きる事件をスリルと爆笑で描くアクション・コメディ。製作はイーサン・コーエン、監督は「ブラッド・シンプル」のジョエル・コーエン、脚本はコーエン兄弟の共同。出演はニコラス・ケイジ、ホリー・ハンターほか。

赤ちゃん泥棒 (1988) : Raising Arizonaのあらすじ

コンビニエンス・ストア強盗の常習でアリゾナ刑務所を出たり入ったりのハイ・マクダノー(ニコラス・ケイジ)は、そこの記録係の婦人警官、エド(ホリー・ハンター)にひと目ぼれし、出所と同時に結婚して町工場でまじめに働いていた。ところがしばらくしてエドの不妊症が医師の診断で分かり彼女はショックのあまり警察をやめる。養子をもらおうにもハイの前科でかなわず2人はますます落ち込んでいった。

そんなある日、家具チェーン店のオーナー、ネイサン・アリゾナ(トレイ・ウィルソン)のもとで5つ児誕生を知ったエドは、そのなかの1人ぐらいいただいてきてもいいのではとハイに相談し、彼はネイサンの家から1人のベビーを盗んできた。母性本能むき出しでベビーを抱きしめるエドは生き返ったように狂喜。そんな彼らのもとに、ハイの友人で刑務所からの脱獄に成功したゲイル(ジョン・グッドマン)とエベル(ウィリアム・フォーサイス)の2人がやって来た。エドは不承不承ながらも2人を家に入れる。

その頃警察はベビー誘拐事件の公開捜査に踏み切っていた。子を奪われた親の気持ちが分かるハイは不安にかられる。ハイの上司グレン(サム・マクマリー)が妻ドット(フランセス・マクドーマンド)と5人の子供とともに彼の家にやってきた。うるさい子供たちとおしゃべりなドットにエドはうんざり。ハイもスワッピングをもちかけるグレンを殴りつけクビになった。グレンはハイの赤ん坊がネイサンの子であることを察知していた。

失業したハイはまたしてもコンビニエンス・ストア強盗をやらかし後悔の念にかられるばかり。その頃赤ん坊を探し出して賞金をいただこうというレナード(ランダル・テックス・コブ)という男が出現、またグレンは妻が赤ん坊を欲しがっているから渡せば警察に訴えないと、ハイにせまった。ハイが銀行強盗に協力しないと知ったゲイルとエベルは、ハイを椅子に縛りつけ赤ん坊をさらって銀行強盗を決行するが、どこかに赤ん坊を置き忘れてしまう。赤ん坊に情の移った2人は赤ん坊を探しに向かうが、そこでエドとハイ、それにレナードがからんだ大格闘がくりひろげられるのだった…。そして何とか赤ん坊を守ったハイとエドは2人して赤ん坊をネイサンのもとへ返しにゆくのであった。

  • コメント: 0
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。