救命士 (2000) : Bringing Out the Dead

仕事のストレスで崩壊寸前の救急救命士の姿を追ったドラマ。監督は「クンドゥン」のマーティン・スコセッシ。ジョー・コネリーの同名作(早川書房刊)を、「タクシー・ドライバー」などでスコセッシとコンビを組んだポール・シュレイダーが脚本化。出演は、ニコラス・ケイジ、パトリシア・アークェットほか。

救命士 (2000) : Bringing Out the Deadのあらすじ

麻薬と暴力に支配された90年代前半のニューヨーク。救命士のフランク(ニコラス・ケイジ)は半年前に死なせたホームレスの少女ローズ(シンシア・ローマン)の幻影に悩まされ崩壊寸前。

そんな矢先の木曜日、フランクは心拍停止から辛うじて蘇生した老人バークの娘メアリー(パトリシア・アークェット)と知り合う。だが、自殺願望があるホームレスのノエル(マーク・アンソニー)をはじめとする厄介な患者たちは相変わらず引きも切らず、心の休まる暇がない。夜間勤務のこの週末、相棒となった大食いの楽天家ラリー(ジョン・グッドマン)、神の信者のマーカス(ヴィング・レイムス)の助言もフランクの助けにはならず、辞職願いは上司に聞き流されるだけだ。そんななか、回復の見込みのないまま生かされているだけの父親を見舞うメアリーは、少女時代麻薬中毒者だったという過去を打ち明ける。メアリーはなじみの売人のアパートで薬を使って眠り込むが、フランクは彼女を無理に起こしてアパートに送り届けた。彼はそのメアリーの部屋で久々に深い眠りについた。

土曜日。かつての相棒トム(トム・サイズモア)と組んだフランクは、度々患者に暴力をふるうので評判のトムがぶちのめしたノエルの命を救った。さらにフランクは、病院でバークの生命維持装置をひそかに停止させ、彼を苦しみから解放した。かくして、メアリーの元へ赴いたフランクは、ようやく安らぎを得るのだった。

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